キャットショー開催日を対象として猫の生後8ヶ月齢目になる日から、去勢不妊手術をしていない猫で、
CFA登録ナンバーを持つ猫とノービスの猫がチャンピオンシップクラスにエントリー出来ます。

このクラスではCH (チャンピオン)、GRC (グランドチャンピオン)、初めて出陳されたときはタイトルを
持たないNOV (ノービス)、またはOPN (オープン) というステイタスで審査されます。アワードに参加、
または対応する賞暦を収めた猫にはRW(リジョナルウィナー)、NW (ナショナルウィナー) などのタイト
ルが与えられ表彰されます。

各血統猫種のブリーダーは猫のクォリティーの判断や、高いステイタスを目指してキャットショーにエン
トリーします。
経験に基づく知識やグルーミングテクニックを駆使して、エントリーした猫をベストコンディションに整
えて出陳された猫たちは本当に美しく、ブリーダーやオーナーの熱意を感じられます。

チャンピオンシップでは、チャンピオンのタイトルは、6リング以上のリングで失格事項がないとされた
猫で、規定の手続きによって得られます。チャンピオンからグランドチャンピオンになるには、200頭の
チャンピオンに勝たなければなりません。RW (リジョナルウィナー)は 文字通り地区 (日本は第8地区)
の勝者で、年間の獲得ポイント上位25頭までの猫に与えられるステイタスです。NW (ナショナルウィナ
ー) は 全リジョンを合わせた、世界中のチャンピオンシップキャットの中で上位25頭までの猫に与えら
れる最高ステイタスです。同様に世界中のチャンピオンシップキャットの中で各猫種のベストになった
猫にはBW (ブリードウィナー) という希少価値の高いステイタスが与えられます。実際のところ、日本
で開催されるキャットショーに参加しているだけではアメリカ本国の出陳頭数には及ばないこともあり、
なかなか手の届かないステイタスと言えるでしょう。また、各猫種のブリードカウンシルによっては、猫
種別による全CFA内(世界中)のグローバルベスト10を表彰しています。

チャンピオンの上のタイトルにあたるグランドチャンピオンを獲得するには、猫自身のクォリティーはも
ちろんのこと、ライバルの有無、時期的なタイミングなどにも影響されるでしょう。従ってどんなに素晴
らしい猫であっても、体調や性格などの些細なことでも多くのライバルを相手に「より良い状態」でなけ
ればなりません。

キャットショーの中でもっともシリアスに猫と対峙することが必要なクラスであり、日ごろの努力ととも
にキャットショーにエントリーを続ける必要もあるクラスといえるでしょう。

この部門にエントリーしているブリーダーの多くは繁殖に対して真摯に構えており、見学などを通
じて、猫種の特徴や猫種にあった飼い方を繁殖者に聞く良いチャンスになるでしょう。繁殖を学び
たいという気持ちの場合は、なによりも、良いブリーダーと出会うことが大切です。 同じ猫種でも
ブリーダーの考え方、理想などの違いもあり、客観的にブリーダーの人となりに触れ合うきっかけ
にもなり、お互いの信頼関係を築いていくチャンスにもなるでしょう。

良い経験をもったブリーダーから猫を譲り受け、的確なアドバイスを受けながらショーに挑戦する
ことは、猫と暮らす上での良い思い出と共に、猫を知る良い勉強に場になるでしょう。